姫野季のケフィアクッキング

秋のサバラン

 上質のパンを焼き、リキュール入りシロップに浸した“サバラン”ビスキュイとは違った食感と芳醇なリキュールを楽しむ大人のケーキ。
 今回は、秋に向けて栗と組み合わせて見ました。

準備

ケフィア 1リッター分、笊に布を敷き、絞っ
て、ケフィアチーズを作っておく。チ
ーズの作り方は下記アドレスクリック
してください。
http://www.nakagaki.co.jp/cooking1.htm
ケフィアを絞ってチーズに!
☆パータ・サバラン(パン生地)
材料 強力粉 250

イースト 小匙2
グラニュー糖 大匙2
ここまでで一度混ぜてから塩を加える
小匙
無塩バター 70
クリーム状・常温にしておく。
全卵M

ケフィア 全卵1個とケフィアを足して
130g〜150g。
小麦粉の性質で必要な水分は変ります。
卵はこの場合は水分とみなします。
市販の強力粉は水分の吸い込みが弱いから少なく、プロ向けのスーパーキングなどの場合は少し多くなります。
作り方

@ ボールにパンの材料をうえから順に加
え、指を開いて大きく混ぜる。粉が見えなくなったら、台に取り出し、初め5分くらいは力強くこねる。水分を間違ったかなと思うくらいにべたつくが、我慢しているうちに手から離れてくる。

A 力を少しセーブして、手もみの洗濯を
するような感じでころころころがす。滑らかになるまで15分くらい続ける。@はフードプロセッサーを使うと1分で滑らかに!

お供えのお餅のように滑らかになった
ら、ボールに戻し大きなポリを被せて、大きさがおよそ2倍になるまで醗酵させる。

ポリ袋に入れて2倍になるのを待つ。

2倍に膨らんだパン生地。

 

B 台に取り出して軽くたたいて平にす
る。
はさみで等分にカットして丸め、
並べておく。

10分くらい休ませる。

C 丸めた小さなパンの中央に人差し指で
穴を開ける。両手の人差し指を入れて
回転させながら穴を広げ大きくする。穴の直径はp前後まで広げる。穴は少し縮むし、整形醗酵で小さくなるので思い切って大きく開けておく。クックシートをしいた天板に並べる。大きなポリを被せて、およそ2倍の大きさまで醗酵。
倍に膨らんだら袋から出してそのままもう少し膨らむのを待つ。倍の大きさになったら180度前後のオーブンで15分から20分焼く
※その間に漬け込むシロップ、ジャム、ケフィアチーズクリーム、栗などの準備。
シロップ 焼きあがる時間に合わせて以下の材料を合わせて
おく。

材料
300
バニラビーンズ1本
グラニュー糖100
以上を合わせて煮立たせる。

バニラが柔らかくなったら裂き、中の香りの成分をしごきだし粒粒を溶かす。鞘は取り出す。(使った鞘はまだ香りが残っているので乾燥して粉末にし、クッキーやパンに混ぜることも出来ます)
紅茶 好みの紅茶を濃い目に
200ml
グランマルニエ大匙5
子供の場合は小匙
艶出しと味のアンズジャム
材料 アンズジャム50g
裏ごしし、シロップ大匙1でのばす。
ケフィアチーズクリーム
材料 絞ったケフィアチーズ350g
粉砂糖 大匙2
シロップ 大匙1
以上3点あわせておく
ケフィアチーズとむき栗
組み合わせの栗 150g、
刻む。ケフィアクリームチーズと混ぜる。
飾りの栗 適宜、
手に入りやすい素材で、今回は甘栗を使いました。
組み立て

@

焼きあがったリング状のパンは、熱いうちに、パンを
浸す深さを保てる器に入れたシロップ(バニラ、紅茶、グランマルニエ入り)に浸す。充分時間をかけて吸い込ませてから広いフライ返しなどでそっと掬う。
A ケーキ皿にシロップを含ませたパンを置く。
B 艶出しのアンズジャムを塗る。
C 中央のくぼみに栗入りケフィアチーズクリ
ームを適宜置く。
ナイフで少し山高に塗る。
D   飾りの栗の粒を置く。
美味しい紅茶で秋のひと時をお楽しみください!
紅茶にもグランマルニエの数滴を入れて大人の味にしてみましょう!

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