姫野季のケフィアクッキング

ケフィア漬け・ラム骨付きロースのロースト

 クリスマスのご馳走にチキンや七面鳥もいいですが、ラムも大変美味しい肉です。
 羊特有のにおいがあるかと思われがちですが、最近は輸送手段が良くなり臭みはなくなっています。巷にはジンギスカンも流行っていますが、味付けした肉より、単純なローストが、肉の美味しさがより判るように思います。
 ラムは大きいままの骨付きを手に入れ、塩胡椒し、ポリ袋に入れてケフィアを加えて口を縛り一晩置く。
 肉の臭みも少なくなり味も良くなります。牛肉や豚肉にも特有の香りがありますが、ラムの方が美味しい香りがするように個人的には思っています。
 フランス革命は、貴族だけが、マトンやラムを食べるのは、“けしからん”とて起きたと物の本で読んだようにも思います。マリー・アントワネットが“パンがないならケーキを食べればいいじゃーない”と言ったとか言わないとか、いくら王妃でもそんなことは仰らなかったと、私は思っていますが・・
 素材はあまりいじらずにケフィアのみ足して、そのまま焼いて見ましょう。

骨付きラムロースのロースト

材料

ラム骨付きロース ブロック
塩胡椒 少々
ケフィア 200
付け合せのゼリースープ材料

骨付きラムロースのブロック

ゼラチン 大匙2

大匙6(初め大匙2を加え、
容器をゆすってゼラチンに
なじませ、残りの大匙4
加え再度ゆする)20分置く
ブイヨンキューブ
ゼラチン、ベイリーフ、ブイヨン
ベイリーフ
600
作り方
@ ラムブロックに塩胡椒し、ポリ袋を重にし
た中に入れる。(大きさは、ブロックが程よ
 くおさまるよりもほんの少し大きい袋)
塩胡椒しケフィアに漬け込む。ビニール袋も準備

A ケフィア200gを加える。袋の口を閉め、ケフ
ィアを全体になじませる。
袋を閉じてもみ込む

30分から一晩漬け込む。焼く前には常温に
2時間くらい前から出しておく。
付け込みが済んだブロック肉
B オーブンに点火。(200℃〜220℃)ご家庭の
オーブンにより火加減は違ってくるのでここ
に書く温度はあくまで目安です。温まったら、肉を入れる。

C 焼き時間は初め高温220℃で10分焼き、その
ままオーブンの中に置き予熱で10分。焼き目を確認して、再度200℃前後に点火して5分から10分焼く。
肉の大きさとご家庭のオーブンによりまちまちですからあくまで目安。
ブロックが焼けました。
D 付け合せはホットゼラチンスープ。お肉が焼
けたら、お鍋にブイヨンとベイリーフ、湯を
いれ煮溶かす。
小鍋のブイヨントベイリーフ

E 20分ふやかしたゼラチンを加え溶かす。
ゼラチンふやかし中 F お肉とゼラチンの熱々を頂きましょう。
※お肉は冷えたら、ゼラチンもバットなどで
保冷し固め、フォークでカキ氷状に崩して、
お皿に盛り付けましょう
   骨付きラムロースのロースト冷製

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