姫野季のケフィアクッキング

炊きおこわ(松の実とピスタチオ入り)

 昔、東京の世田谷の砧というところに20年くらい住んでいました。ある建設会社の大きな社宅で、戸数三百数十個、住人は千人を超していました。
 月に一度の草取りの後は、持ち寄りのパーティーです。
 あちこちから来ていますから、新潟や長野、の美味しいものを教えていただいたものです。その中に、くるみご飯があります。白いおこわに醤油味がついていて、胡桃の刻んだものがはいっています。生まれて初めての美味しいご飯でした。今回はそのご飯を思い出して、ご馳走に仕立てるべく、胡桃を松のみとピスタチオに変えてみました。そして、ケフィアを入れた薄焼き卵で包むと、味も見た目も美味しいものが出来上がりました。

薄焼き卵包み

材料 粳米(うるち米)、または糯米(もち米)
5カップ
洗ってすぐ炊く。
炊けたら鉢に取り出しておく。
粳米を浸さないで、洗ってすぐに水をひたひたに炊くと、蒸し器でなくとも食感が蒸したご飯のようになります。米は、皆、水に覆われていて、米のラインすれすれです。

勿論、糯米だったら申し分ないです。糯米も洗ってすぐに、ひたひたの水で炊きます。

勿論一番いいのは、洗って笊に上げ、30分後に蒸し器で蒸す方法です。
松の実 50g
ピスタチオ 50g
松の実も共に140度で20〜30分ローストする
減塩醤油 適宜。
薄焼き卵(下の材料で薄焼き卵を焼く)
5個(割りほぐす)
ケフィア 大匙2ケフィアを使って見ましょう。味に深みが出ます)
砂糖 大匙
汁の元 大匙1
お使いの塩加減により増減します。入れて味見をします。
卵にケフィアを入れます。
作り方 @ 炊きたてのおこわに渦巻状に醤油さしから回し
かける。ピスタチオは荒く刻み、松のみはそのまま、振りかけ混ぜ合わせる。
A 荒熱をとり、ラップで小さめの俵型おにぎりを
作る。
B ラップを外し薄焼き卵でつつむ
醤油をかける C  包むのが面倒なら、卵は煎り卵にして上に飾
ましょう。炊き立てにお醤油と胡桃のみでも
充分なご馳走です。お客様にもお出しできる
し、お土産やお弁当にも一寸贅沢なご飯です。
是非御ためしくださいませ。
松の実とピスタチオも入りました。
薄焼き卵でおこわを包む。
お重に庭の波瀾を敷き、薄焼き卵包みのおこわを詰めた

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